株式会社globalbridgeHOLDINGS

貞松成& 加藤夏希さん スペシャル対談

加藤夏希スペシャル対談

2016年5月5日、当社の2016年度イメージキャラクターである加藤夏希さんをお招きし当社のCEOである貞松成と対談を行ないました。対談では加藤夏希さんの幼少期から仕事観、約2ヶ月後に控える出産、子育てについて語っていただきました。

加藤夏希(女優・モデル)1985年7月26日生まれ 秋田県出身
global bridge HOLDINGSグループ
2016イメージキャラクター

global bridgeが運営する保育園では、「社会力」、「養護力」、「人間力」と目標がありまして、社会力はその中の目標の一つにしているのですが、その基となる自発性というのは大切なことだと思います。

その自発性は共同性の中で徐々に育まれていくものですから、子どもにとって家庭にはない集団生活は必要なことなんですよね。家庭の集団と言えば親子や兄弟だと思うのですが、数十人とまではいきませんし。

兄弟は一応作る予定でいるんですよ。私は兄がいて、下だったので、十分自分はわがままに育ったんですよ。私の考え方が、根本的にわがままなので、一番上の子に買い与えたおもちゃを妹の私にあげる、私は常に貰う立場だったから、すごく嫌だったんですよね、やっぱり新品がいい。

上の立場からしたら、「自分がおめでとうって言ってもらったものを、なんで下の子にあげなくちゃいけないんだろうって、やっぱり嫌だと思うんだよね」って旦那に言ったら、「それは考え方がひねくれている」って言われちゃいました(笑)。上の子としても、下が可愛いっていう、親とは違う気持ちで愛している気持ちがあるから、自分ができることで喜ばせてあげたいって思うからあげるんじゃないのって言われて。

いや、そんなこと私、絶対にできないって思って(笑)。もう私のものは私のものでしょって。だから、これから生まれてくる子どももすごいわがままに育てちゃうのかなっていう気がしてて(笑)。

物事に対する関心や興味という感情は、「自分のもの」という感情を持つことから始まるので良いと思いますよ。

今から性格はママに似ちゃダメだよって言ってます(笑)。

貞松 成1981年6月2日生まれ 長崎県出身
株式会社 globalbridge HOLDINGS 
代表取締役CEO
子育てについてどう思われますか?

子どもは1歳半になります。子どもの性格は、やっぱり生まれつき半分、教育半分みたいな。

半分なんですね。生まれ持ってるものがそんなにあるんですね。

兄弟でも性格も違っていたりしますよね。ただ、その兄弟の年齢差も最近ちょっと離れてきているんですよね。10年ぐらい前までは、2つ違いだったりするのですが、最近は4歳差が多い気がします。

ゆっくり人生設計を考えられるんですね。

40歳が初産の方も増えていますね。

私は生まれが田舎なので、20代後半だと遅いみたいな風潮がありました。

子どもを都内と地方で育てるのはどちらが良いと思いますか?

結局どっちでもいいと思います。どっちも良さがあるし、不便さもあるし。私の母が保育士をしていて、東京でも一緒に上京してきて働いていたんですが、東京は狭いって言ってました。

確かにそうですね。

東京は遊ぶスペースが中も外も狭いって。田舎はその点確かに広いんですけど、例えば掃除が大変だったり、かくれんぼした時に探すのが大変だったりというのもあるらしいです。

まだ東京で働かれているんですか。

今はやめているんです。もう10年ぐらい前からですね。

確かに東京は狭いですよね。自然がないんですよね、川とかに行っても、作られた川だったりするじゃないですか。やはり田舎に比べると五感の刺激が足りないなという気はします。ただ、都会は人口が多くて、いろんな人がいるので、そういう感受性というか、人の気持ちというのは育ちやすいのではとも思います。確かにどちらにも良さはありますよね。

親からしたら多分、自然の環境は豊かに育つかなと思う反面、危ないと思うこともあると思います。例えば虫でかぶれたらどうしようとか。私の兄はよく毛虫をとってきて、顔とかかぶれたりしていたので。自然だとそう言った余分な心配もしなくちゃいけないですよね。田舎ってサイズとかもすごいんですよ、びっくりします(笑)。

加藤さん自身の自発性っていうのは生まれつきだと思いますか?

生まれつきだと思います。

昔から、よく「今の人は言われたことしかできない」って言われていると思うんですよね。逆に、誰かに言われなくても、自分で考えて行動するっていう自発性については、どう思いますか?

私は人に言われるのが嫌なんですよね。兄は真逆で、言われた通りにやる人なんです。例えば、高校や大学はここ行きなさいって言われると、一生懸命勉強してそこに行くんですよ。私は嫌なんです。私がやりたいことを私以外の人が決めるのが。たとえ、自分の中で、やりたいことが見つかっていなくても、人に言われるのは嫌なんです。

いやぁ、自発性の塊ですね。すごい良いですね(笑)。

そういう意味では、すごく周りには迷惑をかけただろうなと思います。天邪鬼ですね。自分が行きたいと思っている方向に誘導されるのも嫌なんですよ、なんだか見透かされているような気がしていて(笑)。

そのお兄さんとは何歳離れているんですか。

兄とは4つ違いです。

同じように育って、やっぱり教育半分、生まれつき半分ですね。

どんな風に子育てしたいと思いますか?

100%わがままな子が生まれると思うので、子どもがやりたいと思ったことができるような環境づくりをしてあげたいなって思います。うちは両親が共働きで保育園が終わったり、学校が終わった後に習い事を入れられてたんですね。親としては心配だから、家に子どもだけで残すのが心配だから、習い事を毎日行かせて、夕方すぎて親と一緒に帰るというような日々でした。でも、私はそういうのが嫌だったんですよね。

だから、子どもに対しては、そういったことをやってみたいっていう意志があればやればいいし、やめたいって思うんだったらやめてもいいと思います。ただ、意欲のある子なら良いんですが、意欲のない子だったらどう対応していいんだろうっていう心配もあります。

意欲についてはどう思われますか?

まず、いろんな経験をして、その中で特に興味を持ったことをする。そして、ある目標に向けて最後までやり遂げる。これはどこに価値を置くかですけど、大人になって上手くいく人っていろんなパターンがあると思うのですが、必ず共通しているのはその「最後までやるということ」だと思います。では、そういうものはいつ頃培われているかと考えると、ライフサイクルで乳児期、幼児期、児童期というのがあって、その乳児期にたくさん大人に見守られているという経験や感覚があると安心感を覚えて、児童期に向けて自発的な活動に繋がる。

私が海外の孤児院を見学した時に感じたことですが、そこで暮らす子どもたちは、これで遊んで良いですか、外で遊んで良いですか、など、なんでも許可制だったのが印象的でしたし、自発性が乏しいなという感想を持ちました。だから乳児期の安心できる環境というのがとても大切だと思います。そういった経験があるから安心していろんなことにチャレンジできるのだと思います。そう言った意欲がないっていうのは、加藤さんのお子さんの場合は考えにくいですけどね(笑)。

子どもにはどんな習い事をさせたいですか?

もうちょっと育たないとわからないですね(笑)。

私の場合は、私の仕事が芸能界なので、嫌でも注目はされてしまうと思うんですよね、子どもの生活範囲内で。それに耐えられるようにはなってほしいなっていうのと、私もタレントになるって言われたらどう説得して止めようかなっていう心配はあります。

止めるんですか?

そうですね、止めますね、止めたいです。大変、まだ自分がオーディションに行くならいいんですよ。自分じゃないから余計に不安というか心配が。もう挫折しかないよって思っちゃいます。

すでに母親ですね(笑)。加藤さんがオーディションに落ちるっていうこともあったんですか?

ありました、ありました。受かることの方が逆に少ないぐらいです。

やはり最後までやりきったんですね。逆に出てくださいっていう話ではないんですか、あちら側の方から。

最初の方は全くそういうのはないですね。知名度とか、ある程度上がってくるとオファーを頂くこともありますけど、売れるまではそういうのは難しいですね。でもきっと、子どもから「私もモデルになる」とか言われるのかなって思って(笑)。

出産されてからもお仕事は続けられるんですか?

そうですね、一応続ける方向で考えています。ただ出産してみて、自分の意思がどうなるのかっていうのがまだ想像つかなくて。子どもを育てる時間配分とか、ずっと子どもを自分で育てたいっていう衝動に駆られてしまったら、多分私の性格上は仕事とか、家事炊事そっちのけで育児に没頭しちゃうかもしれないですね(笑)。

お仕事をしながらだと保育環境はより大切になってきますね。

そうですね、ただ私の場合は両親が近いので保育で点数が取れないかもしれないという心配もあります。社会力が伸びそうですし、あい・あい保育園に行かせてもらたらなって、ちょっと期待しています。

あい・あい保育園は、千葉県が多いんですよね。

千葉県いいじゃないですか、ゴルフ場もあるし。そういう意味では環境としては良いじゃないですか、自然もあって都心からも離れてなくて、とてもいいと思います。

子どもは保育園で社会性を身につけるのですか?

集団行動は家の中では教えられないものですから、お友達との関係など学んで欲しいってほとんどの親が感じていると思います。実際に保育園に預けないとそういうことを学ぶのは難しいと言う家庭の方たちがいらっしゃる一方で、家庭まで預けると、今も言われている待機児童問題だとの弊害が出るようになってしまうんじゃないかって思うんです。

私も前はそう思っていました。ただ、どうしても預けないといけない家庭でも、そうでない家庭でも、結局のところやはり大切なのは子どもたちなので、集団生活の中で自分一人ではできなかった経験を積んでいくことになりますから、どんな子にも成長していく環境は必要だと思います。

私の知り合いのママ友なんかも、「絶対に保育園に行った方がいい」って言うんです。例えば、家ではどうしても母親は怒ってしまう。でも友達と何かをやることで、片付けも楽しんだり、いろんな遊び、言葉、歌、踊りを覚えてきて、「ああ、そうやって教えてあげるんだ」っていう、教え方も母親が学んだりすることが多いからって言ってくれるんです。

それは共同性ですね。共同性って「共に同じ」と書くんですけども、global bridgeでは高齢者介護事業もやらせていただいているんですが、施設に高齢者がいらして、同じ部屋の中にいる隣の高齢者が楽しそうにリハビリをしているから一緒にやるんですよね。それぞれの世代の社会の中の共同性の中で、何歳になっても成長していくようなシステムになっているだと思います。特に子どもは成長スピードが速いですからね。入れたら幼稚園でもいいと思います。

今の保育事業に取り組もうと思われたきっかけはなんですか?

お子さんができてなら、なんとなくわかるんですが、そうじゃないんですよね。

当時は結婚もしてなかったですね。

それでも、そちらの方に意識が向いたのは何故なんですか。

基本的に社会問題に注目してしまうんです。大きなことに挑戦したい性格なので(笑)。その中でも人口問題は自分の中ではとても関心がありました。その時代に合わせた社会に必要とされている事業、もし時代が違えば、道路を作ったかもしれないし、車を作ったかもしれないし、家電を作ったかもしれません。

今の時代なら、人口問題だと思ったのが理由です。ただ、保育園って、作り方にもよりますが、1つ作るのに大体一億円くらいかかるんですね。これは結構かかるなって思って。千葉に幕張という町があるんですが、そこからスタートして、徐々に増えていきました。昔はどこの銀行に行って頼み込んでも事業資金を貸してくれない、門前払いっていうのは、本当に門の前で払われるんだなって(笑)。

今社会で一番危険な人口問題は少子化だと思います。どんな問題よりも。想像よりもスピードが早いんです。加藤さんの同級生は140万人ぐらいいて、私の34歳の年齢で150万人ぐらい、今年の新卒世代で120万人ぐらい、そして、ここ数年の出生数は100万人くらいですから、減少スピードが尋常ではないんです。ただその分お母さんたちが働いているから、保育園が足りない。だからもっともっと保育園を増やさなくてはいけないって思っていますが、まだまだ力不足でして。

私は、保育園は多分無理だろうから、幼稚園だったらなんとかいけるかなって考えたりもします。私の母が保育園を作るのに、お金以外に何が必要なんだろうって調べたことがあって。保育士はもちろん、子ども一人あたりのスペースまで決まりがあるんですね。

はい、だいたい一人一坪ですね。

それを都内で10人以下だったらいいけど、それ以上だとどれだけ広いスペースが必要なんだろうってことになりました。やっぱり場所がないねって話をしたことがあります。

大体、60名定員だと最低でも90坪ぐらいは必要になるので、それを都内で、しかも駅近で、耐震もしっかりしていて、さらに安い場所を探すとなるとかなり厳しいですね。

最後にお二人の将来の夢を教えてください。

やっぱり人口問題の解決に貢献したいですね。あとは社員教育です。良い保育士と介護士になれるように、教育に力を入れていきたいです。未来を良くするためには教育しかないと思っていますので、そこだけは経営資源を集中させていきます。そして、道徳性をしっかりと子ども達に教えられるような、優しい先生になって欲しいですね。

私は子どもを3人は産みたいという意思はあるんです。ただ、今回の出産で「もうやだ」って思うかもしれないですけど。ただ、今までは自分さえ良ければいい人生だったんですけど、そうじゃなくて、生まれた子どもたちが、自分の分身のような子どもたちが過ごしやすい生活環境をこれから整えていけたらなって漠然には思っています。