微力ながら、毎年、可能な限り努力して保育所と障害施設をつくっていますが、毎年、待機児童増というニュースが流れます。
もっとも危険な少子化という社会問題ですが、その根本は生産労働人口の減少にあるので、そろそろここに焦点を当てるべきではないかと考え、準備していた計画を実行に移しています。
たった10年後の2025年でさえも、生産労働人口は565万人も減少しますし、さらに生産労働人口の平均年齢も上昇します。
この生産労働人口の減少によって、いたるところに歪みが生じてしまいますので、今までは保育所をつくり、女性の社会復帰を促すことによって幾分か解消することができたのではないかと思います。
2014年の女性の非労働人口は2,908万人。
そのうち就業希望者数は303万人となっています。
そして、その303万人のうち34.6%に当たる104万人は「出産・育児」を理由に就業できていません。
しかし、500万人もの減少となると、いくら300万人の女性が社会復帰できたとしても間に合う数字ではないと考えられますので、人口問題のピークを超えています。
そうなりますと、残された選択肢は、移民かロボットしかないかと思います。
移民については、同一労働同一賃金の実現後が無難ですから、ロボットの方が現実的です。
現に介護業界ではロボット政策がすでに進んでいます。
保育は、養護と教育が一体化したものですが、私は「教育とは自分よりも優れた存在にすること」であると信じていますので、教育については人間を超えるAIがあったとしても、今世紀中の実現は難しいのではないかと考えられます。
しかし、養護の一部分については十分に検討の余地があると考えられます。
1cmの定規を使って100cmを図ろうとすると、若干のズレが積もり積もって大きなズレが生じてしまいますので、それならば最初から1mの定規を使って物事を考えていかなくてはならないと常々思います。
成すべきことを成すためには、未来を見て今を行動しなくてはならないと感じた夏でした。
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