2000年に介護保険がスタートし、介護はもともとは措置であるから福祉であってサービスではないという議論もありましたが、同法施行後はデーサービスという名称からもサービス業であることになります。
ただし、一般的なサービス業とは違い、利用者が全額負担することはありませんから完全なサービス業であるかといえばそうとも言い切れない部分もありますし、場合によっては負担なしでも利用は可能ですから福祉と捉えるべき一面もあります。
このように、事情が変われば考え方がぐるりと一周まわることで、理由は違っても同じ考え方にたどり着くことがありますが、人口問題の解決においては、やはり世代間交流事業が突破口になるのではないかと考えています。
人口の一極集中が止められない中では、今でも大変な満員電車がさらに大変になり、職場の近くに住まなくても職場まで移動するというコスト改善以上の改善コストが弊害になってくることになります。
そこでコンパクトシティという考え方が功を奏しそうな気がしますが、コンパクトシティの要は人の流れをコントロールした集客であり、つまりそれは衣食住の「食」であり、特に生鮮食品を扱う大型スーパーマーケットのような存在が不可欠ではないかと予想しています。
食は当社の事業対象とはなりませんが、保育と介護は担うことができます。
そうなりますと、当社が貢献できることは、介護と保育(高齢者、子ども、障害者)の世代間交流施設ということになります。
世代間交流施設をつくるにあたって最大の障壁となっていたのは制度の問題でしたが、子ども子育て支援法によって、それもほぼ解消されました。
今までも可能な限り世代間交流施設を作ってきましたが、これからは未来都市を意識した事業計画を立てていかなくてはならない時代になったという事情が変われば考え方も一周まわって同じ考え方になります。
木造校舎とコンクリート校舎では効果が異なるという結果も出ているようですが、昨年からの取材を経ても世代間交流にも同じような結果はあると思いますので、世代間交流が人口問題である未来の質の向上に寄与するのではないかと考えています。
ということで、来年4月に、今年のユーカリが丘と同じように四街道市でも介護と保育の世代間交流施設がオープンします。
今後は、さらなる交流ができるように設計していきます。
写真は来月オープンする成田市の認可保育所の写真です。
本三里塚