卒園式の時期に差し掛かり、来月からは新年度を迎えようとしています。
私も心機一転、新たに課題を設定し、取り組んでいこうと思います。
今後は、どのような社会が待っているかと考えて見ると、リカレント教育やEdTech等の単語の認知度が高まってきている中、人口減少社会において教育投資の重要性がますます高まっていくと感じます。
当然、社会福祉、保育業界においてもリカレント教育は極めて重要であると考えています。
しかし、社会福祉、とりわけ児童福祉である保育業界の課題は上げるときりがありません。
すぐに思いつくだけでも以下のような課題を指摘できます。
①児童福祉の世界において専門性を担保する資格が保育士しかない。
②保育士資格の試験が免除されているため質が担保されていない。
③発達障害についての資格が存在せず、保育士に上位資格がないためキャリアが描けず、専門性も高めにくい。
④福祉業界全体として、ITリテラシーが低すぎる。
⑤児童発達や放課後等デイサービスの配置要件を発達障害の専門性を有さない保育士が対応せざるを得ない状況にある。
⑥専門学校、短期大学、総合大学のどこで学んでも同じ保育士資格になっているため、人材の有効活用に繋がっていない。
⑦保育所と幼稚園のどちらを経ても小学校へ就学するにも関わらず、両者が異なる教育・保育課程を持っている。
⑧こども園の要件として園庭が都内では確保できず、幼保一元化が進められない。
⑨管理職としての教育を十分に受けずに施設長に就任している。
⑩「私らしい保育」という我流を理想とする保育士が多く、誰にも指摘されないまま就労し、結果として保育指針に違反している。
これは私だけが思っているのではなく、社会福祉業界の人なら誰もが課題として懸念している事案だと思いますが、実際に行動に移すのは難しいものです。
以上のような課題に対して、政府だけでなく、事業者が自分ごととして取り組まななければ良い解決には向かいません。
今年の夏頃までには、このような課題に対して具体的に行動していきます。
新年度を前に大阪市の直営施設を巡回してきました。
施設数も増えてきて、どこまで巡回できるかわかりませんが、計画的に進めていこうと思います。
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