NHK「人間ってナンだ?超AI入門」

NHKのEテレで放送されている「人間ってナンだ?超AI入門」が面白くて毎週ビデオに撮って観ています。松尾豊東大特任准教授とチュートリアル・徳井義実さんがホストとなり、毎回1名のゲストを迎えて特定のテーマにそってAIについて解説する番組です。

NHK「人間ってナンだ?超AI入門」
http://www4.nhk.or.jp/aibeginner/

全12回で、毎回以下のテーマで放送しています。タイトルを見ただけで楽しそうです。

第 1回 「会話する」
第 2回 「感じる」
第 3回 「発想する」
第 4回 「移動する」
第 5回 「勝負する」
第 6回 「お金を使う」
第 7回 「恋愛する」
第 8回 「診断する」
第 9回 「暮らす」
第10回 「味わう」
第11回 「老いる」
第12回 「働く」

AIと「心の理論」

AIに関する様々な側面を毎回テーマを決めて進めていきますが、乳幼児の発達心理に興味のある人たちにもかなり楽しめる内容だと感じました。

例えば、AIと「人狼」というゲームで戦う放送では人間の思考に関する話題になり、松尾先生からAIは「心の理論」を持つかという話になり松尾先生の口から「心の理論」という言葉が出たことに驚きました。

また、深層強化学習における報酬と罰の説明を見ていた時には「この設定を間違えると発達障害における誤学習になるのではないかな?」なんて考えたりもしました。

AIやロボットと保育とは真逆に位置するものと思う人もいるかも知れませんが、実はすごく近い関係の間柄なのではないでしょうか?

IT賞の受賞とCCS+Proの将来

さて、当社グループの株式会社social solutionsが開発・販売をしている保育業務支援システムChild Care System+Pro(CCS+Pro)がこの度、IT賞 特別賞(技術活用賞)を受賞しました。

当社プレスリリース
IT協会プレスリリース

CCS+Proは、もともとシフト管理を手書きのものからExcelで行うことで配置人数の最適化とシフト作成時間を短縮し、業務負荷を軽減する目的からその開発がはじまりました。

その後、さらなる保育業務の負荷軽減を目的に、様々な機能を盛り込み現バージョンのCCS+Proと保育ロボットVEVOの開発に至っており、現在500以上の保育施設に導入されています。

CCS+Proは登降園機能や園児・スタッフとのコミュニケーション機能を有する保育ロボット「VEVO」、事故防止のための午睡チェック、温度検知機能を有する「VEVOセンサー」とも連動しており、さらなる業務軽減を進めるとともに、多くのデータが日々蓄積されています。

AIやIoTの進歩

また現在のAIや各種センサー、IoTの進歩と蓄積される莫大なデータはCCS+Proに新たな方向性を示しています。

CCS+Proに集められる膨大な数の子どもや環境(人的環境、物的環境、社会的環境)に関するデータを解析し、AIが学習することで様々なことがわかってくると思われます。

今まで数値化が難しいと言われていた非認知能力(社会情動的スキル)の数値化もそれほど遠い未来の出来事ではなくなるかもしれません。

CCS+ProとVEVOは保育業務負荷軽減だけでなく、これらのデータや解析結果を元に保育者や保護者に必要な情報を提供できるようになりたいと思っています。

ここでいう必要な情報というのは、子ども一人ひとりに対してどのような関わりをすることが最も適切なのかが判断できるような情報です。

このような情報が提供できれば経験の無い若い保育者でも質の高い関わりができるようになるのではと期待してます。

これからの保育士の役割

では、このようにAIや保育を取り巻くテクノロジーの進歩は保育者の役割をどう変えていくのでしょうか?今までと違った役割を求められるようになるはずです。

私たちは、AIが提供してくれる子どもの発達に関わる様々な情報を適切に利用できることが保育者の重要なスキルになっていくのではないかと考えています。

「養護と教育」の面で言うと教育的な側面でそれが活用できると思っているのですが、実は「保育者のセンス」がより必要な養護の側面(特に「情緒の安定」)の方がむしろ活用の場や活用の効果が大きくなるのではないかと保育のセンスが無い僕は想像しているのですが・・・。

この辺の話はまた今度。


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