2021年3月5日(金)に、global bridge HOLINGSの「2020年12月期決算説明会」が開催されました。コロナ禍ということもあり、機関投資家の方々はオンラインでの参加となりました。

当日は約30名の方がオンラインで参加され、当社社長貞松より決算概要と今後の成長戦略の説明の後、質疑応答が行われました。

認可保育園は20年度17施設、21年度6施設の開所

当社の2020年度決算の概要説明の要点は以下の通りです。

  • 新規開設の認可保育園は2020年度17施設、さらに2021年度には6施設の開設を予定しており、定員数に関しても徐々に大規模化を図っている。
  • 児童発達支援事業所「にじ」も1施設開設。また、「にじ」に関しては、4月より「AIAI PLUS」へと業態を変化させる。今後、あい・あい保育園との連携を強化し、大幅に高収益の業態に変化させるものである。

貞松は「2022年には直営施設数は100施設に届くと見ています。現在の施設数の約8割は認可保育施設ですが、これからは発達支援施設や高齢者向け施設も拡大していく予定です。」と述べました。

既存施設の増収効果と人件費の適切なコントロールで営業損失を大幅減

2021年12月期の業績予想については、貞松から「売上高は店舗数の拡大に伴って増加しており、2021年12月期には97億円を見込んでいます。今後も平均して年10施設以上のオープンを予定しているので、その後の売上高は100億円に到達する見込みです。」と述べ、さらに営業損失についても「保育施設の人件費の適切なコントロール等により大幅な回復に至る見込みです。」と説明しました。

当社ならではの保育とAIを軸にした成長戦略

最後に「当社は保育の他に、介護、ICTの3本柱の事業を展開しており、中でも自社開発した保育業務支援システムChild Care System (CCS) により、6,000名以上のデータがあります。もともとは保育士の事務作業の効率化のために開発したシステムですが、ここから得られたデータを解析し、『子どもの発熱予測』『子どもの発達予測』『保育士の成長予測』が可能になりました。今後、これらを商品化し営業展開していきます。」と貞松より当社の成長戦略について説明がありました。

この後の質疑応答では複数の質問を受け、貞松より回答させていただき、無事に決算説明会を終了しました。主な質疑応答は以下の通りです。

<決算説明会の主な質疑応答>

■売上高、営業損失に関するご質問

Q 売上高が今後100億円に達する見込みとのことですが、具体的に教えてください。

A  2021年12月期の売上高は97億円を予想しています。既存施設の充足率が高まることに加えて、来年以降も年平均10施設以上の開設を予定していますので、その効果も加わってその後の売上高は100億円を超えてくると見込んでいます。

Q 2021年12月期は営業損失が大幅に改善する見込みですが、理由は?

A 当社は新卒採用に強い会社です。一方で、昨年の新卒採用後の人件費のコントロールが適切にできていなかったことが、2020年12月期の営業損失の主要因と分析しています。昨年以降、要員数と労働時間数の適切なマネジメントを継続的に実施しており、2021年12月期には営業損失が一定程度改善すると見込んでいます。

■保育・介護施設に関するご質問

Q 待機児童は解消されつつあると聞いています。それでも年平均10施設の新規出店は可能でしょうか?

A 当社の出店の比率は、半分が千葉県で、残りが東京都と大阪府などです。千葉県、東京都、大阪府で10施設というのは難しい数字ではないと考えています。また、待機児童は全国的には解消傾向にありますが、当社のMotherマーケットとして出店可能と判断しています。また、今後は公立施設の建て替えや公設民営などの案件も視野に展開を検討していきます。

Q 今後は、新規出店の投資を2020年対比で抑制して営業黒字を目指すという理解でよろしいでしょうか?

A 直営の保育施設や介護施設は堅調に黒字化しています。今後は、本部経費とICT事業の初期投資にかかる損失を補うなどにより、2022年12月期には営業黒字化を目指したいと考えています。

■CCSに関するご質問

Q CCSに将来性を感じています。全国の保育施設への展開のための営業戦略について教えてください

A これまで保育施設は対面による営業が中心でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、保育施設においてもオンラインでの営業が一般化しつつあり、営業の全国展開が容易になっています。お客さまとの最初の接点はホームページからお問い合わせをいただくことがメインとはなりますが、加えてPRによる認知度向上も図っていきたいと考えています。

Q CCSの売上規模はどのぐらいまで高めるつもりでしょうか?

A 中間目標で10億円はいきたいと思っています。CCSの営業活動ではまだクロスセルやアップセルの手段を講じていません。今後はCCSに加えて、システム上での写真の販売や午睡センサーなどについても、すでにCCSを導入していただいているお客さまにご案内していきたいと考えています。加えて、新規のお客さまの拡大も図っていきます。

 

文責:馬渕