「子どもが真ん中」が共通項。楽しく、優しく、温かく子どもたちを見守る保育園

昨年に引き続き、当社が展開している「あい・あい保育園」を紹介するシリーズです。東京、千葉、神奈川、大阪に73園ある(21年1月現在)「あい・あい保育園」ですが、2021年のトップに紹介するのは東京都墨田区にある「錦糸町園」です。最寄りのJR錦糸町駅からは都心だけでなく千葉や神奈川方面にも利便性が良く、大型商業施設も点在する活気のある街です。2015年10月に開園した錦糸町園は当社では古株にあたりますが、20代の職員がほとんどというフレッシュな園。佐藤施設長にお話しを伺いました。

佐藤施設長(後列一番左)と職員のみなさん

保育への情熱は人一倍!職員たちと思いを一つにして園運営を

Q佐藤施設長は2020年1月に施設長になられたということですが、あい・あい保育園の施設長としては若手ですね。1年経ってみていかがですか?

佐藤施設長:正直、自分に施設長が務まるのか不安でした。でも園のため、ひいては子どもたちのためになるならと思い引き受けました。責任者として保育園を見ることで、保育士時代には気づけなかったことに気づくことができたし、1年間やってきて少しは園の力になれたかなと思います。

Qもともと錦糸町園の保育士として入社されたのですよね?

佐藤施設長:はい。当社に入社以来、錦糸町園に勤務しています。だから錦糸町園への“愛”は人一倍かも(笑)。今は施設長として園をひっぱっていくわけですが、職員仲間に恵まれたと感じています。施設長に就任した際「こういう園にしていきたい」と自分の思いを話したところ、みんなが共感してくれたのは心強かったですね。

Q職員の構成はどのような感じですか?

佐藤施設長:当園の保育士は20代前半がほとんどで、現場をひっぱる中堅も26、7歳でしょうか。新卒の先生は保育に情熱を持った優秀な先生ばかりですし、中堅の先生がまとめ役となり、この一年間で結束力も固まりました。

それと、実は当園には保育歴50年以上という保育士さんがいます。昨年まで当社の保育顧問として、研修で指導をしてくださった東郷先生という方です。保育への情熱にあふれた方で「人を育てる仕事に終わりはないと思いますよ。」とおっしゃって、顧問を退いた今も敢えてパートとして勤めていらっしゃいます。若い保育士にとっては実に頼もしい存在ですよ。

Q東郷先生の保育への情熱は衰えることがないのですね。

佐藤施設長:人として常に成長するための努力を惜しまない方だと思います。あい・あい保育園は教育体制も整っていますから、東郷先生に負けないように学んで、保育の質の向上につなげていきたいです。

まわりの環境も魅力のひとつとし、ささいな成長も大切に

Q錦糸町園のPRをお願いします

佐藤施設長:私が施設長になった時「楽しい、優しい、温かな」保育園にしたいと考えました。お子さんはもちろん、保護者の方も、職員も、とにかく楽しく通ってもらいたいという思いから、1番先に“楽しい”を挙げました。また40名定員と小規模の利点を生かし、子どもたち一人ひとりの成長段階に合わせた個性を大切にした保育を心がけています。

一見、保育園とわからない方も…。入口を入ると子どもたちの元気な声が聞こえます

Q成長段階に合わせた保育とは?

佐藤施設長: 子どもたちに寄り添い、ささいな成長も共有するように心がけています。それと、毎日の食事を大切にしています。どんな日でも食事は必ずありますから、食事の時間に子どもたちの心がどれだけ満たされるかで園での生活も変わってくると思うからです。中でも0歳児は、初めての食事ですから離乳食には力を入れていて栄養士と担任、そして保護者がていねいにコミュニケーションをとりながら離乳食を進めています。

Qまさに“もうひとつの家”ですね。離乳食は具体的にはどのような感じでしょうか?

佐藤施設長:“その子専用”といっても過言ではないぐらいなんですよ。たとえば、保護者の方から「家で手づかみ食べをするんです」と聞けば、そろそろ形状スティックにしていこうという具合です。その子の発達や過程を見逃さずに「今だな!」というイメージです。

メニューは同じでも、その子に合わせて野菜の刻み具合を細かく変えてある離乳食

Q外遊びなどはどうされていますか?

佐藤施設長:園の周囲は公園に恵まれていて、園庭がないかわりにお散歩コースに近くの公園を取り入れています。お散歩の途中できれいなお花をみつけたり、天気のいい日には芝生で思いっきり駆けまわったり…いろいろな発見があります。また、ただ散歩に行くという目的が不明確のものではなく「今日はこういう遊びをさせたいからこの公園」など、保育のねらいや年間計画表に沿っていろいろな公園に行っています。

Q園庭がない環境もある意味で長所に…。人気の公園はありますか?

佐藤施設長:このあたりは保育園が多いので、他の園さんと一緒になることも多いです。大横川親水公園は人気でいろいろな保育園と重なることもありますから、ゆずりあいながら遊ばせてもらっています。そんな日常の体験や人との関わりが、子どもたちが社会性を身に付ける一助になってくれるといいと思っています。

寒くても元気いっぱいの子どもたち。親水公園の芝生広場でボールを蹴ったり、投げたり!

Q公園でのゆずりあいも、子どもたちにとって学ぶ場なのですね。

佐藤施設長:保育士時代に、何でも子どもを優先して考えるクセがついてしまいました。それは施設長になっても変わらず、職員から相談された時にも「子どもはどう思うかな?」と聞くようにしています。職員との接し方は、私の目下の課題で、現場に近すぎても職員の成長につながらないし、突き放しすぎるのも逆効果。施設長になって1番変わったことをあげるとしたら、子どもたちの成長だけでなく職員が育つのを見守るうれしさが加わったことだと思います

Q最後に、今年の抱負をお聞かせください。

佐藤施設長:昨年はコロナ禍で思うようにできませんでしたが、地域との交流をぜひ積極的にしたいですね。昨年は町会の方から、高齢者の方が月1回集まる「ふれあいサロン」に遊びにきませんか?とお誘いいただいていたので、今年は実現させたいです。子どもたちと関わる大人が多いと子ども達の世界も広がります。そのためにも地域とのふれあいを大切にし、地域に愛される園になりたいと思います。

 

経験豊富な施設長が多いあい・あい保育園の中にあって、若くして施設長に抜擢された佐藤施設長。「学ぶことが多くて」とおっしゃる一方で「引き受けたからには全力でやりたい」との言葉には力強さが感じられました。また「施設長という仕事のおもしろさもわかってきました」とも。コロナ禍が終息したら、あれもやりたい、これもとやりたいと、内に秘めている想いがたくさんあるようでした。

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文責:馬渕