当社はこれまでも、「保育」「高齢者介護」「障がい児(者)支援」という事業活動を通じ、SDGsの目標達成に貢献する活動をしてきましたが、このたびSDGs委員会を発足することで改めてSDGsの理念に照らしあわせた取り組みをスタートさせました。

その第一回目として、8月13日に国連広報センター・千葉潔様(知識管理担当)を講師にお迎えしました。

 

オンラインで講師を務めてくださった国連広報センター千葉様

当日は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、オンラインで千葉様と中継をつなぎ、世界各国の企業がSDGsに取り組む理由や意義、現在の日本の現状、そして「教育・女性」という当社ならではの事業に期待することなど、大変興味深いお話しを拝聴することができました。(当社のSDGs委員会メンバーはオフライン、オンラインでの参加)

世界では今、紛争による30万人近い児童兵士の存在、貧困、飢餓、差別、気候変動など解決しなければならない課題が数多くあります。そのため、2015年、国連本部において、150を超える加盟国首脳の参加のもと、環境・経済・社会について世界共通の17の持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)が掲げられました。

SDGsでは、企業も目標達成のために大きな役割を果たすことが期待されています。当社としても、事業を通じてSDGsの目標実現に寄与していくことは、社会的貢献および当社の発展にも不可欠として貢献に真摯に取り組んで参ります。

千葉様は、採択されたアジェンダの中で“子ども”という言葉が繰り返されて使われていること、“子ども”は脆弱で守るべき存在であること、かつ、世界の変化のための重要なファクターであると強調されていました。

また、掲げられた17の目標は繋がっており、一つの課題だけ考えればよいというのはSDGsを見誤っているともおっしゃっていました。

「未来は、私たちがいま何をするかで決まる。」

という言葉が心に響きました。

最後に、千葉様の講義を受けた貞松社長は「SDGsは、上場企業として社会に認知される企業として取り組むべき重要課題。今日の講和を拝聴し、来期の戦略にSDGsが取り込まれなければならないと痛感しました。福祉事業としてすでに携わっていると胡坐をかくのではなく、SDGsについて一人ひとりが自覚する必要があると思います」と決意を新たにしました。

 

【講師】

千葉潔氏 国連広報センター/知識管理担当

 

【SDGsの17の目標】目標1 あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ

目標2  飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する

目標3  あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

目標4 すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

目標5    ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

目標6    すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

目標7    すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

目標8     すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する

目標9    レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る

目標10   国内および国家間の不平等を是正する

目標11   都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする

目標12   持続可能な消費と生産のパターンを確保する

目標13   気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

目標14   海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

目標15   陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

目標16   持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する

目標17   持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

文責:馬渕