当社では、現在、東京と大阪に2施設、サービス付き高齢者向け住宅「やすらぎ 入谷」と、住宅型有料老人ホーム「やすらぎ 東住吉」を展開しています。
その「やすらぎ」では、さらなる充実化を図り、2021年4月より新生「やすらぎ」としてスタートするべく、「食事」や「レクリエーション」の見直しの準備を進めています。
そんな中、2月某日、「やすらぎ 入谷」で新メニューの試食会が行われたので、その様子をレポートします。当日は、新型コロナウィルス対策のため、手指消毒や換気を行いながらの開催でした。

食欲をそそる盛り付けに食べる前から笑顔に

試食会の献立として用意されたのは朝食用として「カレーオムレツプレート」、昼食用として「サバの竜田揚げご飯」、夕食用として「照り焼き豆腐ハンバーグご飯」、そして丼物のメニューとして「中華丼」の4パターンです。
テーブルに食事を配膳すると、ご利用者様が席から身を乗り出すようにしてのぞき込み「おいしそうね」「わあ、彩りがきれいでいいわね」と声を弾ませる方も。

運ばれてきた食事を見て「おいしそうね」と参加者様

食べる前に、見た目について感想をお聞きすると「和え物がちょっと添えてあるのがいいわ」「赤いトマトが添えてあったり、イチゴが小鉢に入っていたり、和食レストランみたいね」とみなさん高評価。
料理は味や栄養バランスも大事ですが、盛り付けも重視し、器も高級感のあるものを揃えたので、この評価に職員一同、一安心しました。
ワンプレートにおかずを数品盛り付けた朝食についても、「おしゃれよね。朝はね、こういうのがいいわね」とおっしゃっていました。

試食会用の朝食「カレーオムレツプレート」

試食会用の夕食「照り焼き豆腐ハンバーグご飯」

バラエティ豊かな献立と“おいしい”の声でみなさん笑顔に

そして、いよいよ試食していただきました。「うん、おいしい」「中華丼なんてあまり食べなかったけど、おいしいわね」「みそ汁や煮物も味が濃すぎないでいいわね」と笑顔に。そばで介添えをしてくださった職員の方も「おいしいですか?喜んでもらえてよかった」とうれしそうに応えるシーンもありました。

職員の方と試食会に参加した利用者様

「おいしい」と自然に会話も弾みます

中でも好評だったのが「キャベツとわかめの味噌マヨネーズ和え」です。「つけ合わせみたいのがちょっとあるのがいいの。味噌の味が効いていておいしい。「同じような味ばかりだと飽きてしまうでしょう。」とうれしい評価をいただきました。
「さつまいものレモン煮」もお好きな方が多く「さつまいもが上品に煮てある」や、「少し酸味があるのがいい。酢の物が好きだから」といった声も聞かれました。
試食会はおおむね高評価をいただき、なごやかな中、無事に終えることができました。最後に、腕をふるってくれた調理スタッフが「みなさんに喜んでもらえるよう、これからがんばりますのでよろしくお願いいたします」とご挨拶。利用者様から温かい拍手をいただきました。

「お味はいかがですか?」と参加者に感想をお聞きする千葉施設長

レクリエーションを充実させる「楽しみコンシェルジュ」

やすらぎでは、食事と同様にこのレクリエーションの充実化も行っていますが、その役目を担うのが「楽しみコンシェルジュ」と呼ばれるスタッフです。
“コンシェルジュ”とは、ホテルなどでお客さまの要望に応える職業ですが「楽しみコンシェルジュ」は、やすらぎの利用者様がレクリエーションを楽しめるよう、まさにコンシェルジュのようにコーディネートしていきます。やすらぎ入谷でコンシェルジュを務めるのは上田さんです。

レクリエーションの一貫として行われている動画を使った体操プログラム

レクリエーションとして、昼食後に「活脳パズル」「映画鑑賞」「カラオケ」「体操プログラム」「世代間交流」などが行われますが、試食会当日はちょうど「活脳パズル」が行われていました。
これは、いわゆる脳を活性化させるための脳トレですが、利用者様にとても人気があるそうです。みなさん真剣に活脳パズルに取り組んでいる様子で、解き終わると上田さんは丸をつけながら採点するのですが「正解!」とか「これは、満点いきそうですよ!」と元気に声をかけながら行うため、利用者様のほうもやる気を引き出されるようでした。100点をとった利用者様は、思わずみなさんから拍手をもらい嬉しそうにしていました。

活脳パズルの採点をする「楽しみコンシェルジュ」の上田さん

利用者様の笑顔が見れてうれしい

仕事の合間に上田さんにお話しを伺いました。「楽しみコンシェルジュは、大変な部分もありますが、利用者様からたくさんの笑顔や“楽しい”などのお声を直接いただけるので、やりがいがあります。僕の仕事はみなさんが満足してくださるようにすること。動画を活用した体操プログラムを導入したり、個人によってペースが違う活脳パズルは、進み方の度合いでグループを作るなどの工夫もしています。」と話す上田さん。
利用者様の反応は?と問うと「やすらぎ入谷の利用者様は日常生活において何かしらの支援が必要な方が多いです。楽しみの時間を作ることで、“1日が楽しくなった”や、“他の利用者様と接する機会ができて楽しい”というお話しも耳にします。また、ご家族の方からも好評をいただいています」とおっしゃっていました。

施設ではなく、楽しみを軸にした“住まいのような環境”がモットーの「やすらぎ」。試食会を取材させていただき、頼りがいのあるスタッフが一丸となって利用者様一人ひとりの元気につながる介護に努めていると感じられました。

文責: 馬渕